大豆イソフラボン&プエラリア・ミリフィカ情報

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イソフラボンとザクロ

イソフラボンとザクロには、大きな共通点があります。
どちらもサプリメントなどに使用されることが多く、なんとなく女性に嬉しい効果があるというのはすでにご存知かもしれません。
でも詳しくは知らない、という方はもう一度、この二つのもたらす効果について注目してみましょう。

1.イソフラボンとザクロの共通点

イソフラボンとザクロの共通点とは、どちらも植物性エストロゲン(フィトエストロゲン)を含んでいることです。
植物性エストロゲンとは、植物性成分でありながら、女性ホルモンであるエストロゲンと同様の役割を果たすものです。
ストレスや不規則な生活、加齢などによって、体内で分泌されるエストロゲン量は常に変化しています。
エストロゲンが減少すると、肌荒れやイライラ、更年期障害などの原因になります。

イソフラボンとザクロの植物性エストロゲンは、体内で減少したエストロゲンを補い、美肌・美髪効果や生理不順の改善、骨粗しょう症の予防など、数多くの共通する効果があります。

植物性エストロゲンには、このほかにバストアップ効果で知られるプエラリア・ミリフィカなど、約300もの種類があります。


2.イソフラボンとザクロの比較

(1)イソフラボン
大豆100g中に約140mgほどのイソフラボンを含みます。
大豆食品はどこでも手に入れることができ、手軽に摂取できます。
また、化粧品やサプリメントなどに使用されているのを多く見かけ、ザクロよりも身近な成分であるといえます。
イソフラボンの分子構造はエストロゲンと全く同じではありませんが、大変似ています。

(2)ザクロ
ザクロの場合、植物性エストロゲンは種子に多く含まれていますが、100gの種子に1.7mgと微量です。
ザクロの分子構造はエストロゲンと全く同じであるため、イソフラボンよりも高い効果が期待できます。
また、大豆アレルギーのある方でも、イソフラボンと同じように植物性エストロゲンを摂取することができます。

摂取方法としては、生の果物をそのまま食べるか、加工されたジュースなどがあります。
果物の場合は種ごと食べる必要があり、ジュースやサプリメント等加工されたものを選ぶ場合も、種ごと加工されているものを選ぶ必要があります。
先述の通り微量であるため、効果を感じるためには果物を食べるよりも加工されたものの方が摂取しやすいでしょう。
また、イラン原産の黒ザクロでなければ、その含有量は多くはないようです。
限られた産地の黒ザクロの種子を食べなければならないため、イソフラボンに比べると、摂取しやすいとはいえないのが残念なところです。


このようにして比べてみると、植物性エストロゲンは毎日少しずつ継続して摂取することで効果が得られますので、イソフラボンの方が手に入れやすく、継続しやすいといえるでしょう。
ただ、好みなどもありますから、これを参考にご自身に合った選び方で選んでみてください。

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