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イソフラボンのパック
化粧水、乳液、美容液などのスキンケアが一度でできるパックは、浸透力も高く、忙しい日のお手入れや、特別なイベント前のスペシャルケアとして使用する方も多いのではないでしょうか。
数ある商品の中でも、イソフラボンが入ったパックは幅広い世代の方に人気です。
イソフラボンは、大豆に大含まれるポリフェノールの一種です。
これを化粧品に配合するためには、豆乳発酵液として抽出する必要があります。
1.豆乳発酵液とは?
パックをはじめとするイソフラボン含有化粧品には、イソフラボン成分として豆乳発酵液を使用していることが多いです。
豆乳発酵液とは、豆乳を発酵させてできた培養液から精製したエキスのことで、イソフラボンが主要成分です。
加工がしやすいことから、化粧品によく使用されています。
2.イソフラボンの効果とは?
イソフラボンがパックや化粧品に使用されるのは、さまざまな美容効果があるためです。
エストロゲンには、肌のつやや弾力を保ち、乾燥から守るなどのはたらきがあります。
しかし、体調や加齢などによって分泌量が減少することがあり、ヒアルロン酸やコラーゲンの生成がうまくいかなくなることで、肌荒れやしわができる原因となります。
イソフラボンは、分子構造が女性ホルモンのエストロゲンに似ていることから、エストロゲンが減少しているとき、その代わりの役割を果たすことができるのです。
3.エストロゲンよりもすごい!
イソフラボンには、エストロゲンよりも優れた点があります。
それは、本来のエストロゲンよりも、ヒアルロン酸やコラーゲンを多く生成できるということです。
お肌には、ヒアルロン酸やコラーゲンが多ければ多いほど水分を蓄えられるため、保湿力が高くなります。
4.アルブチンと同等!
また、イソフラボンには美白効果があります。
メラニンにはたらきかけ、シミやくすみをつくる活動を阻害したり、肌のターンオーバーを早めることで、できてしまったシミやくすみが排出されるのを助けます。
その効果は、美白成分で知られるアルブチンと同等のものであることも分かっており、イソフラボンが美白化粧品に配合されるのも頷けます。
イソフラボンパックは、効果に対して価格が安く設定されているものが多いのが、女性に嬉しいところです。
高級なパックを週に1度行うよりも、イソフラボンパックを毎日行ったほうが効果的なのではないでしょうか。