イソフラボンがもつ女性ホルモン様作用は、女性の健康的な一生をサポートします。
美容面においても、美しい肌や髪をキープしたり、女性らしいボディラインをつくるのに一役買ってくれます。
数あるイソフラボンの効果の中でも、特に女性の興味を引くのはバストアップ効果で、バストアップサプリメントには必ずと言っていいほど配合される成分です。
イソフラボンは女性ばかりでなく、薄毛予防や前立腺がんの予防など、男性の健康維持にも効果的なのですが、男性がイソフラボンを摂取しすぎた場合、男性の身体も女性化してしまう可能性があります。
健康に気を遣うある40代の中国人男性が、豆乳の健康効果を知って以来、水や酒の代わりに毎日豆乳を大量に飲んでいました。
そんな生活を2年続けた結果、男性であるにも関わらず乳房がDカップにまで大きくなってしまいました。
ただの中年太りと思っていた男性でしたが、診断の結果、原因はイソフラボンの過剰摂取である
ということを告げられました。
結局、男性は乳房の切除手術をする羽目に。
このニュースによって、イソフラボンのバストアップ効果が再確認されるとともに、過剰摂取のリスクも多くの人に知られることとなりました。
この現象は、男性ホルモンと女性ホルモンのバランスが崩れたことによるものです。
男性の身体にも少なからず女性ホルモンは分泌されていますが、イソフラボンの過剰摂取によって女性ホルモンのはたらきが優位になります。
イソフラボンには筋肉をつきにくくし、代わりに脂肪をつきやすくして、女性らしい曲線的な身体をつくるはたらきもあるのですが、これによって、男性に乳房の巨大化が見られたと考えられます。
そのほかにも、男性のイソフラボンの過剰摂取は、男性ホルモンのはたらきを抑制し、男性の精子数の減少や精力の減退を引き起こします。
この男性の場合は、毎日普通ではないほどの豆乳を飲んでいたということですが、毎日普通の量の大豆食品をとることは健康維持において大切なことです。
イソフラボンに限らず、いろいろな健康成分をバランスよく食生活に取り入れましょう。
豆乳なら200ml、豆腐なら1丁、納豆は2パックほどを目安に、男性も女性も適量のイソフラボン摂取を習慣にしてみてはいかがでしょうか。