Check!
イソフラボンは老化の原因活性酸素を抑える?
活性酸素や抗酸化作用という言葉、健康や美容に興味のある方なら一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
なんとなく知っているけど、もっと詳しく知りたいという方のために、今回は活性酸素とイソフラボンのもつ抗酸化作用についてご説明します。
1.活性酸素とは
活性酸素とは、常に酸素を取り入れながら生活している私たちにとっては、生きていくうえで避けることのできないものです。
本来は、外部から侵入した細菌やウイルスなどを除去するはたらきがあるものです。
しかし、不規則な生活やストレス、紫外線などによって体内に活性酸素が増えすぎると、肌や細胞を酸化させます。
これがいわゆる「錆び」で、美容や健康の大敵といわれる物質です。
最近では、肌の老化の他にも、がんや動脈硬化、心臓病、糖尿病などあらゆる病気に活性酸素がかかわっているといわれ、大きな注目を集めています。
2.抗酸化作用とは
増えすぎた活性酸素を除去して、酸化に抗う作用を抗酸化作用といいます。
もともと人には抗酸化力が備わっているといわれていますが、年齢を重ねると抗酸化力は低下します。
また、抗酸化力で対処しきれないほど活性酸素が増加することもあるため、栄養素などから抗酸化力を得る必要があります。
3.イソフラボンの抗酸化作用
イソフラボンはポリフェノールの一種で、強い抗酸化作用があることで知られています。
ポリフェノールとは、もともと強い紫外線などの厳しい環境下で育つ植物にのみ含まれる成分で、イソフラボンのみならず、全てのポリフェノールに抗酸化作用があります。
抗酸化力を数値に表した実験では、イソフラボンの摂取で抗酸化力がアップすることが分かっています。
抗酸化力がアップすると、増えすぎた活性酸素のはたらきが抑えられ、老化防止やアンチエイジング、更年期障害や生活習慣病の予防に効果が期待できます。
いつまでも美しく、病気知らずでいられるために、毎日イソフラボンをとることを習慣づけましょう。
納豆や豆腐など、大豆食品からとることはもちろん、忙しく料理をする時間がない人には、イソフラボンのサプリメントも多く販売されています。
まずはご自分のライフスタイルに合ったイソフラボンのとり方を見つけ、手軽なものから始めてはいかがでしょうか。