大豆イソフラボン&プエラリア・ミリフィカ情報

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イソフラボンは食事から摂取しやすい?

大豆食品にはイソフラボンが豊富なことが有名ですが、私たちは、日頃の食事からどれだけのイソフラボンを摂取できているでしょうか?
今回は、食事から摂取するイソフラボンの基礎知識についてご説明します。

まず、イソフラボンには、二つの種類があります。

1.アグリコン型

大豆食品の中でも、味噌や醤油などの発酵食品にのみ含まれます。
分子が小さく、糖など吸収の妨げになるものが付いていないため、胃や腸から効率よく吸収されるといわれています。


2.グリコシド型

豆腐や豆乳、納豆など多くの大豆食品に含まれています。
分子が大きく、吸収の妨げになる糖が付いています。
始めに腸内細菌の酵素のはたらきによって糖が外され、アグリコン型にならなければ、吸収されません。
また、腸内細菌のはたらきには個人差があり、活発でない人の場合は吸収率が下がることになります。
さらに、グリコシド型は糖が外された状態であっても、アグリコン型の1/3ほどしか吸収されません。


3.アグリコン型イソフラボンをとるには?

イソフラボンを身体に残すところなく吸収させるためには、圧倒的にアグリコン型イソフラボンの摂取が向いていることが分かりました。
しかし、味噌や醤油ばかりを大量にとることはできませんし、イソフラボンの必要量を得ようとするには、塩分が気になります。

ですから、表題の問いに対しては「イソフラボンは食事から摂取しにくい」ということになります。

そこで、塩分を気にすることなくアグリコン型イソフラボンを摂取するには、市販のサプリメントが便利です。


4.サプリメントで摂取する際の注意点

(1)サプリメントの選び方
サプリメントの中には、アグリコン型イソフラボンを使用したものとそうでないものがあります。
選ぶ際には表示を確認しましょう。

(2)上限値を確認する
また、イソフラボンをサプリメントで摂取する際には、上限値が定められています。
食品安全委員会によるとサプリメントだけで30mgまでとなっています。

(3)サプリメントの摂取に向かない人
同機関は、乳幼児、成長期の女性、妊娠中・授乳中の女性に対してはサプリメントの摂取を推奨していません。
女性ホルモン様作用があるため、胎児の遺伝子や子供の発育に影響を及ぼす可能性があります。


大豆食品を毎日食べる習慣がある人には、少しショッキングな内容だったかもしれませんが、たんぱく質や食物繊維などほかの栄養素を摂取することにもなりますので、サプリメントに加え、その習慣は毎日続けてくださいね。

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